産寧坂

京都に詳しいオカンと一緒に４年ほど前に訪れました。

清水寺から高台寺へ向かう道中で通り抜けたのですが、いかにも京都といった雰囲気のただよう坂で、周りにある路面店も観光地のお土産屋というよりは、昔からある由緒正しいお店がズラリ並んでいるといった感じでした。

ここでオカンの目的は昼食ということでしたが、周りにある甘味処に目を奪われてしまい結局はお団子屋へ。
しかし流石は京都です。口コミも調べずフラッと入ったお店がとても美味しかったです。
きっと周りにあるお店も美味しい事でしょう。
チャンスがあれば他のお店も入ってみたいです。

ただ通りを歩くだけでも風情を感じる。流石は京都と感じました。

清水寺から下って行き、ここで曲がると二年坂・高台寺方面へ行きます。
階段の上にはとうがらし屋さんがあり、いつも味見どうぞと売り子さんが立っていますが、今回は寒かったので居ませんでした。
以前竹の入れ物に入った昔ながらの一味を購入しましたが、やっぱり美味しい・・・気がします。詰め替え用も売っていますので、容れ物はずっと使えますよ。
さて、産寧坂は通りの名前も指すのですが、湯豆腐屋さんや雑貨屋さんなどが多いです。有名なよーじやもありますし、桜がキレイな場所もあります。昔の雰囲気を楽しめる場所です。

三年坂で転ぶと三年目に･･･二年坂で転ぶと二年目に･･･という怖い話を子供の頃聞いて以来、しばらくここを歩くときはどきどきしました(笑)もちろん、迷信だそうですが、近くに祖父母の家があって頻繁にこの辺りに来ていた私は、過去に転んだことがあるかもしれないと思って怖くなったのを覚えています。今でもよく通りますが、たくさんの人だけど、京都を感じられて大好きな場所です。石段が多くてなかなか良い運動です。とにかく人が多くて、ゆっくりじゃないと前に進めませんが、そのぶん一つ一つのお店をゆっくり見ながら歩けるので、あまり苦になりません。何十回、何百回と行っていても、ちっとも飽きません。なんとなく、またいきたくなるんですよね。不思議です。昔ながらのお店と、新しいお店が共存していて、京都人が行っても毎回発見があって楽しい場所です。灯籠のころ夜に行ったのですが、人気のない夜の三年坂も、また良かったですよ。灯籠の明かりがぼんやり石畳を照らしていて、まるで宣伝のポスターのようにザ、京都！でした。

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